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おまとめローンのメリットとデメリットを完全公開!おまとめローンは危険なのか?

※【PR】記事内にプロモーションが含まれています。

おまとめローンのメリット・デメリット画像

ザウルスくん

ガレオ先生!おまとめローンって金利も安くて、月々の返済も少なくなるから絶対得だよね!2件以上借りてる人はみんなまとめればいいのに、なんでしないんだろう?

ガレオ先生

ザウルス君、おまとめローンは確かにメリットが多いローンですが、デメリットもあるので何も知らずに借りると、失敗して破産してしまう人もいるんですよ!まずはメリット・デメリットをしっかりと勉強しましょう。

「おまとめローン」が販売されて以降利用する人が増えています。おまとめローンの目的は多重債務を一本化し、毎月の返済の負担を軽減することによって、債務総額の完済を確実にすることです。

そのためには、より低い金利のおまとめローンを利用するのが得策なのですが、おまとめローンにはメリットとデメリットがあります。

どうしてもメリット部分が印象に強いため、安易な気持ちで一本化の申込をしてしまいがちです。多重債務になってくると返済以上に精神的にもかなり辛くなってきますので、そんな時に、借入を一本化して毎月の負担を軽減するおまとめローンは、誰もが考える債務整理前の最後の砦と言えるでしょう。

しかし、おまとめとはその名の通り、負債をまとめることであり、それだけ多額の借入をすることになります。そのため、おまとめローンを失敗してしまうと一気に返済不能となり、任意整理や自己破産の手続きになってしまいます。

おまとめローンを失敗しないためにも、メリットとデメリットを把握し、おまとめローンが本当に自分に合っているのか?まとめることで生じるデメリットに耐えられるか?を充分に考えてから申込することをおすすめいたします。

くれぐれも、「返済金額が下がって支払いが楽になるから。」ただそれだけの理由で申込するのはやめましょう。長期間の返済専用ローンは想像以上に忍耐力が必要になってくるのです。

おまとめローンのメリット

おまとめローンのメリットイラスト

  • 低金利で一本化することによって、毎月の利息が下がり、返済金額も少なくなる!
  • 複数の借入をまとめることで、返済も1社だけでよくなり手間が省ける。
  • おまとめローンは総量規制例外貸付として認められているので、年収3分の1以上でも借入が可能!
  • 一本化することによって、毎月決まった金額を返済すれば、いつ完済になるのか明確な日付が分かる!
  • 元利均等返済のおまとめローンであれば、リボルビング方式と違い、返済専用の為、着実に借入残高が減っていく。
おまとめローンの利用方法はまず融資を受け、その資金で全業者の借入金を全額返済し、以後はおまとめローンだけに返済をしていきます。
まとめる方法解説イラスト
上記の図は、A社・B社・C社の3社から借りていた人が、D社のおまとめローンで一本化した場合のイラストです。

D社から3社分の元利合計額を借入し、全て完済することでD社だけの一本化になります。完済後はD社だけに返済すればいいわけですから、今までよりも返済の手間は格段に少なくなります。

すぐに完済しないと損ってホント?

ガレオ先生棒指しイラストカードローンの利息は日割り計算になっていますので、1日ごとに利息が発生しています。そのため、おまとめローンで借りたら、すぐに完済した方が合計金額が少なくなるのです。

仮に50万円元金残高があった場合、金利が18%なら1日の利息は246円です。それが3社あれば1日738円の利息が付きますので、1日返済が延びるたびに738円加算されてしまいます。

消費者金融のおまとめローンなら、予めいつに完済するのか業者と決めるのが一般的ですが、銀行のフリーローンをおまとめローンとして使う場合などは、自分自身で考えて返済しなければなりません。

その場合、銀行に行く時間が無かったなどで完済する日付が延びるのは、ただ単に利息が増えてしまうので損をしてしまうのです。

1番のメリットは金利が下がって、返済額も減ること!

おまとめローンは借入する金額も大きくなりますので、一般的なフリーローンよりも金利が低くなります。低金利なローンで借りることで利息が安くなり、負担を軽減できることがおまとめローンの最大のメリットです。

さらに、返済日が一つになったことで、手間を省くことができますし、残高管理が容易になります。

例として、ある銀行カードローンでおまとめしたとします。3社から300万円借りていたとすると(今は総量規制でそこまで借りるのは難しいですが)、A社が金利14.5%、B社が12.5%、C社が12.0%をまとめることで、おまとめローンとして借りた銀行が8.8%に引き下がることがあります。

3社とも金利が15%以下の設定になっていますが、消費者金融から借りている人ならば金利は18%となりますので、銀行で8.8%の審査に通れば、9.2%も金利が引き下がることになります。

そして、金利が下がることは、返済額も下がることに繋がります。A社が140万円で金利14.5%であれば、返済額は28,000円程度になります。同じくB社が110万円で金利12.5%ならば22,000円、C社は50万円で金利12.0%なので10,000円、合計60,000円と想定します。

消費者金融には総量規制が導入されているため、年収制限以上の貸出が禁止されていますが、おまとめローンは総量規制の例外扱いとなっており、年収制限を受けないという特典(メリット)があります。

その為、消費者金融でおまとめする場合、仮に年収3分の1以上であっても、例外的に貸付ができますので総量規制オーバーでも借りれることになるのです。

check【おまとめローンの豆知識】
おまとめローンから融資してもらうお金は利用者に渡されるのではなく、利用者が事前に借入先への振込依頼書を業者に提出し、業者が直接借入先全社に返済するのが一般的になっています。
また、利用者は完済証明書(契約書)を業者に提出しなければなりません。

おまとめローンの契約違反をすると一括請求される?

ところで、おまとめローンを勘違いしている人が少なくありませんが、おまとめローンはカードローンの一種ではありません。あくまでも金融業者に返済するための資金を借り入れる目的別ローンです。

だからこそ、借入金が利用者に渡されずに、直接業者に支払われるのです(利用者に振込して利用者自身が他の業者を完済しておまとめする場合もあります)。そして、目的別ローンであるため借入は1回しかできず、借入後は返済するだけです。

そして、おまとめローンの利用後に他社から借入を行うと、契約違反として業者から一括返済を求められることもあります。

これは、おまとめローンの主旨が債務をまとめて減少させていくローンになっていることから、おまとめした後に他社から借入してしまえば負債はさらに増加して返済不能になる可能性が高くなってしまいます。

その為、特に消費者金融のおまとめローンは、まとめた後に借入することを禁止しており、その約束を破った時は、契約違反として一括請求をされる場合があるのです。

おまとめローンのデメリット

おまとめローンのデメリット

  • 金利を引き下げても返済期間を長くした場合、総返済額はおまとめ前よりも上回る場合がある。
  • 一本化する場合、借入金額が高額になるので審査がフリーローンに比べて厳しい。
  • 消費者金融でおまとめした場合、返済専用となり、限度額内での借入が基本的にできない
実は、おまとめローンにおいて一番問題になるのが返済期間です。おまとめローンの最長返済期間はほとんどが10年以上となっているため、現在のカードローンの返済期間より長くすることが可能です。

従って、長くした分、月々の返済金額が少なくなるというメリットがあります。しかし、メリットである反面それがデメリットにもなり、返済期間を長くしたためにそれだけ多く利息を支払うことから、結果的に返済総額が増えてしまいます。金利のカットと返済期間の延長のバランスを見極めることが肝心です。

check【おまとめ前:50万円を金利18%で4社から借りている場合】

借入金額 200万円(50万円×4社)
返済方式 元利定額返済
毎月返済額 60,000円(1社15,000円)
実質年率 18.0%
返済回数 49回
総返済額 2,834,306円

このシミュレーションでの試算結果は参考値です。借入日等により、実際のご返済内容とは異なる場合がございます。

check【おまとめ後:200万円を金利15.0%で一本化した場合】

借入金額 200万円
返済方式 元利定額返済
毎月返済額 40,000円
実質年率 15.0%
返済回数 81回
総返済額 3,196,821円

このシミュレーションでの試算結果は参考値です。借入日等により、実際のご返済内容とは異なる場合がございます。

上記のシュミレーションを見れば分かると思いますが、おまとめ前は50万円を4社から借りていて、金利は全て18.0%の場合です。1社につき15,000円支払しているので、金利は高くてもある程度元金は減っていき、総返済金額は2,834,306円となります。

しかし、これをおまとめローンとして200万円で一本化した場合、金利は15.0%に引き下げられますが、毎月の返済金額を4万円に減額したことで、返済回数は81回に増え、総返済額は3,196,821円で、おまとめ前よりもかなり支払が多くなっています。

これは、金利を15.0%にしても、毎月の返済額を低くしすぎたことで、前半は元金があまり減らず結果的に長期返済となってしまうパターンです。

毎月の返済額をどうしても減らしたい人には有効ですが、総返済額は増えるので、途中から返済額を上げなければ金利を下げたとしても全体の支払は増えてしまうのです。

金利だけ引下げて毎月の返済額を同じにすれば総返済額は必ず減ります!

では、200万円を金利15.0%でおまとめする場合はどれぐらいが目安なのか?このケースで言えば、毎月の返済額を5万円に設定することで、おまとめ前よりも総返済額は低くすることが可能です。

毎月の支払が5万円の場合は、返済回数58回、総返済額2,824,084円となりますので、おまとめ前に比べ、月の返済金額は1万円下がり、総返済金額も約1万円減少しています。

但し、返済回数は49回→58回と9回増えてしまいますので、毎月の返済額をおまとめ前と同じ6万円に設定すれば、返済回数・総返済額ともに減少することになるのです。

その他として、おまとめローンは複数の借入残高をまとめるため借入金が高額になり、当然審査も厳しくなります。利用条件の中に年収制限を設けている業者もあります。仮に、おまとめローンを利用できない場合は、高金利の借入分(少額の借入分)から先にまとめることでも有効になります。

消費者金融でのおまとめローンは原則追加借入ができない!

おまとめローンのデメリットは総返済金額が増えてしまうケースがあること、審査が厳しくなること以外に、基本的に消費者金融のおまとめローンは返済専用になっていることが挙げられます。

今まではリボルビング方式で限度額内で繰り返し借入ができたのですが、おまとめローン後は基本的に限度額内でも借入はできません!

例外として銀行カードローンでおまとめした場合は、総量規制対象外のこともあり、限度額内で借入ができるのが多いですが、消費者金融などの貸金業者は原則返済のみと思っておいた方が良いでしょう。

今まで繰り返し借入していた人が、今後一切借入ができなくなることは、想像以上に辛いことです。前まではコンビニのATMから1万円程度すぐに借りられた環境でしたが、一本化することで、借入ができなくなりますので、無駄遣いをしていてはすぐにお金が無くなってしまいます。

本当に計画的に利用ができる人でなければ、返済期間が5年以上のおまとめローンはストレスに感じるかもしれません。

しかしながら、おまとめローンはメリットの方が断然敵に多いローンなのは間違いありません。メリットとデメリットを理解した上で借りることが一番大切なことだと言えます。

 

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