三井住友カードゴールドローンの審査に通るには?
三井住友カードゴールドローンは三井住友VISAカードを発行している三井住友カードの信販系カードローンです。
最大限度額700万円、金利3.5%~9.8%のカードローンで最大の魅力は金利の低さです。また、三井住友カードゴールドローンはカードレスを選択することができ、その場合は最大金利が9.2%とさらに低金利で借入することが出来ます。
しかし、低金利で借入出来る分審査が厳しいのではないかと不安になる人も多いかと思います。三井住友カードゴールドローンの審査は実際に厳しいのでしょうか?
三井住友カードゴールドローンの特徴
カードローンを利用する際に気になるのはやはり金利です。通常、カードローンを初めて利用する際は最大金利が適用されますが、三井住友カードゴールドローンの最大金利は9.8%とかなり低く設定されています。この最大金利の低さは、低金利が魅力の銀行カードローンと比較しても低い数字となっています。
また、三井住友カードゴールドローンは独自の金利引き下げサービスを展開しており、最大で1.2%も金利を引き下げることが可能です。
どのようなサービスかというと、1年間返済における滞納がなかった場合、翌年の金利が0.3%引き下げられるというものです。つまり、遅れることなく確実に返済していくだけで毎年0.3%、5年目で最大1.2%下がります。そのため、最大金利の9.8%で借入をしていた場合5年目で最大8.6%になるということになります。
このようなサービスを提供しているのは三井住友カードゴールドローンの他にはありません。
三井住友カードゴールドローンの申し込み条件
三井住友カードゴールドローンの申し込み条件は下記のように公式サイトに記載されています。
- 満20歳以上~満64歳以下の方
- 安定収入のある方(学生を除く)
申し込み時点で満20歳以上満64歳以下の安定収入がある方は誰でも申し込みが出来ます。
また、ネット完結の申し込みができ、自分の都合のいい時間にどこからでも申し込みが可能です。
審査で見られるポイント
- 安定した収入があるか
- 他社借入があるか
- 在籍確認が取れるか
- 信用情報に金融事故記録がないか
安定した収入があるか
三井住友カードゴールドローンの申し込み条件に「安定した収入がある方」という項目があり、詳しい基準は公表されていませんが基本的には1ヵ月に1回以上の収入が必要です。
本人に安定した収入がある場合はアルバイト(学生を除く)やパートの方でも申し込みができますが、年収が低いと審査に落ちてしまうこともあります。
審査では、申し込み時に申告された勤務先、雇用形態、勤続年数、年収をもとに安定した収入があるかどうかが見られます。
勤務先:公務員→大企業→中小企業→自営業
雇用形態:正社員→契約社員→派遣社員→アルバイト・パート
勤務先と雇用形態は上記の順で審査の評価がされます。勤続年数は、長い方が審査に有利となっており公務員や大企業の正社員でも勤続年数が短いと審査に落ちてしまうことがあります。最低でも1年以上はあった方が良いでしょう。
借入希望額が50万円を超える場合や他社借入と今回申し込みをする借入希望額を合わせて100万円を超える場合は下記収入証明書類の中からいずれか1点のコピー(直近のもの)の提出が必要です。
- 源泉徴収票
- 給与明細書(直近2ヵ月分)
- 確定申告書
- 納税通知書
他社借入があるか
他社借入があっても審査に通ることもあります。審査では何件から借入をしているか、いくら借入をしているかという点が重要となります。
まず、申し込みの時点で他社から年収の3分の1を超える借入をしていると審査に落ちます。貸金業法には総量規制という法律があり、「貸金業者(消費者金融や信販会社)は利用者年収の3分の1を超える貸付をしてはいけない」と定められているからです。
三井住友カードは信販会社で総量規制の対象となるため、申し込みの時点で年収の3分の1を超えてしまっていると法律上貸付が出来ないのです。
そして、他社借入金額よりも重要なのは他社借入件数です。他社借入件数が多い人は審査の際に「1社から希望の金額を借入できなかった」「借金を借金で返済する多重債務者」と判断されてしまうことが多く、信用度がとても低くなってしまうのです。
そのため、同じ金額を借りていても複数社から少額ずつ借入している人よりも1社から借入をしている人の方が審査に通りやすくなります。
もし、申し込み時に複数社から借入をしている場合は、申し込みをする前に可能な限り借入件数を減らしておくことをおすすめします。
在籍確認が取れるか
審査では、申し込み時に申告した会社で本当に働いているかを確認する在籍確認が必ず行われます。
この在籍確認では、審査の担当者が直接会社に電話をかけます。もちろんカードローンの審査ということは伏せて電話がかかってくるため、会社の人にカードローン利用がバレることはほとんどありません。
もし仮に「三井住友カードです」と電話がかかってきたとしても、「クレジットカードを作った」と言っておくと疑われることはほとんどないでしょう。
また、在籍していることを確認するだけなので、勤務年数や職種などを電話で詳しく聞かれることはなく、本人が電話に出る必要もありません。
申し込み時に申告した会社が存在していなかった、実際に勤務していなかった、休職中などが在籍確認で発覚した場合はその時点で審査に落ちてしまいます。
信用情報に金融事故記録がないか
カードローンの審査において、信用情報がとても重要です。
信用情報というのは、各種ローンやクレジットカードなど金融機関との過去のやり取りが記録されたものです。この信用情報は、信用情報機関というところが管理しており三井住友カードはCIC(株式会社シー・アイ・シー)とJICC(株式会社日本信用情報機構)の2つに加盟しています。
もし、この信用情報に金融事故を起こした記録がある人は審査に落ちてしまいます。金融事故というのは簡単にいうと、ローンやクレジットカード利用中、何らかの問題があり返済が遅れた、もしくは返済出来なくなってしまうことです。
この金融事故は全て信用情報に金融事故情報として記録され、一定期間残ってしまいます。最長で5年~10年間残ってしまうためその間は審査に通りません。主な金融事故は下記の4つです。
- 長期延滞:長期的に支払いが滞ること
- 債務整理:借金を減額したり猶予を伸ばしてもらうこと
- 強制解約:延滞等の契約違反で強制的に契約を解除させられること
- 代位弁済:第三者に支払いを立て替えてもらうこと
申し込みブラックとは、短期間で複数社に申し込みをして一定期間審査に通らなくなることです。信用情報には、審査の通過可否や借入の有無に関わらず申し込みの情報が記録されています。そのため、審査では他社への申し込みも全て確認されているのです。
1社では審査に通るか不安という人も多いかもしれませんが、同時に複数社申し込みをしたり、次々と審査に申し込みをしてしまうと「お金に相当困っている人」と判断されて審査に通らなくなってしまいます。
年収も信用情報も問題なく審査に通る可能性があるのに、申し込みブラックで審査に通らないということにならないように1社ずつ申し込むようにしましょう。
もし、過去に金融事故を起こしたり申し込みブラックになったことがある人は、申し込み前に信用情報機関に開示請求をして金融事故情報や申込記録が削除されていることを確認してから申し込みすることをおすすめします。
三井住友VISAカードを使っていると審査に有利
三井住友カードゴールドローンと三井住友VISAカードは同じ会社の別の商品ですが、三井住友VISAカードを利用していると審査に有利となることもあります。
例えば、通常だと審査に落ちてしまうような人でも三井住友VISAカードを利用していて問題なく返済出来ている人だとゴールドローンの審査に通過することもあるようです。
三井住友カードゴールドローンの審査シュミレーション
三井住友カードゴールドローンの公式サイトには審査シュミレーションというものがあります。
※画像は三井住友カード公式サイトより抜粋
申し込みしたいカードの種類、借入希望額、生年月日、家族構成、勤務状況、居住形態、借入状況を入力してシュミレーション実行をクリックすると結果が表示されます。
通常のカードローン借入診断は年齢、年収、他社借入状況で診断する簡易的なものが多いですが、三井住友カードはより精密なシュミレーションをすることが出来ます。
匿名でシュミレーションすることができ、信用情報に残ることはないので一度診断してから申し込みをすることがおすすめです。
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