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個人事業主に対するカードローン審査が厳しい理由とは?

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カードローンは給与所得者を対象としたローンです。給与所得者とはサラリーマンのように毎月安定した収入がある人の事を指します。昔消費者金融はサラ金(サラリーマン金融)と呼ばれていましたが、カードローンは以前からサラリーマンのような安定した収入がある人が商売相手だったのです。

カードローンの利用条件

1.年齢条件の範囲内であること
2.安定的な収入のある人

個人事業主に対する審査が厳しいのは、安定的な収入という条件に抵触するからです。

個人事業主の中には給与所得者より所得の多い人が大勢いますが、常に高額所得を保証されているわけではなく、その年の景気の動向に左右されるというリスクを抱えています。そのため審査は厳しくなり、中には個人事業主の申し込みを受け付けていないカードローンもあります。

つまり、カードローンの審査で重要視されるのは高額な所得ではなく継続的な安定した所得です。公務員がカードローンの審査に有利なのは、安定した収入があるからということになります。

貸金業法による総量規制が導入されたことで、年収が不安定だと管理が煩雑になります。

総量規制とは?
貸金業者からお金を借入する際に、借入総額が年収の3/1を超えてはならないという法規制です。2010年に「貸金業法」が大きく変わり、多重債務者や自己破産件数を減らすために導入されました。例えば年収240万円の人は80万円を超える金額を借入することは出来ません。

給与所得者もボーナスなどの増減によって年収が変化しますが、返済に影響を与えるほどの変化は滅多にありません。倒産に対するリスクも個人事業主に比べれば格段に低くなっています。

カードローンは事業資金には使えない?

カードローンは個人の信用に対して貸出をするのであって、事業に使用されては与信の根底が崩れます。そのため、カードローンのホームページには「事業資金には使用できません」という文章が掲載されています。

しかし、カードローンの場合はいったん契約が結ばれると、いつでも自由にATMからお金を引き出せるため、使用用途を管理できません。個人事業主の場合カードローンからの借入金を事業資金に回される可能性があるという点が審査が厳しくなる原因の1つと言えます。

では、個人事業主が事業資金としてお金を借入するにはどうすればよいのでしょうか。1つの方法として、消費者金融の「ビジネスローン」があります。

消費者金融のビジネスローンの最大のメリットは?


ビジネスローンとは、簡単に言うと事業者向けローンのことです事業の運転資金やつなぎ資金など事業に関する資金が急に必要になった場合に便利な融資の手段ですが、どのような特徴があるのでしょうか。

最短即日融資が可能

銀行融資や公的融資とは違い、審査~融資までの時間が早いため、急ぎの資金調達の時に利用されています。最短では即日融資可能な場合もあります。


総量規制対象外

消費者金融のような貸金業者は総量規制により、利用者の年収の1/3以上の貸付を行うことが出来ません。しかし、個人事業主に対する貸付は例外に該当するため年収の1/3以上の借入が可能になります。


総量規制の例外として認められる条件は?

ガレオ先生ポイントイラスト1.資金使途が事業資金であること
2.確定申告書および事業計画書・資金計画書などを提出すること
3.借入金額が返済能力を超えない範囲であること
 


無担保・無保証人

消費者金融が取り扱うビジネスローンはカードローン同様、担保が要らず、保証人も必要ありません。ただ実際には第三者の保証人が要らないということで、代表取締役が連帯保証人になる場合もあります。


審査通過率が高い

個人事業主の場合、公的融資(日本政策金融公庫など)や銀行融資の審査は法人と比較すると厳しくなります。しかし、ビジネスローンは個人事業主でも審査が通りやすいというメリットがあります。

消費者金融のビジネスローンのデメリットは?


審査~融資までの時間が早く最短即日で融資を受けることができるため、緊急でお金が必要な時はとても便利です。しかし、消費者金融のビジネスローンで借入をする際にデメリットとなるのは金利の高さです。

銀行や信用金庫が3~9%であるのに対して、消費者金融等は8~18%と個人向けのカードローンとそれほど変わりません。アコム、プロミス、アイフルなどの消費者金融大手でもビジネスローンが利用出来ますが、金利はカードローンと変わらない設定となっており正直高い設定といえるでしょう。

緊急的に必要なお金を借りる以外に消費者金融のビジネスローンを利用するメリットはありません。もし利用する事になった場合は金利も高いのですぐ返済するようにするようにしましょう。

事業実態がわかる書類が必要です!

ガレオ先生棒指しイラスト消費者金融のビジネスローンはカードローンと違い事業実態がわかるような書類が必要となります。例えば「営業許可証」「確定申告書」「請求書」「納品書」などです。また、業歴が1年未満であると、確定申告書などが作れないためビジネスローンの申し込みが出来ないことが多く、業歴制限が設けられている場合もあります。

個人事業主が低金利で借入する方法は?

融資までに時間がかかっても問題無い個人事業主は日本政策金融公庫等の公的な機関を利用する事をおすすめします。日本政策金融公庫は、資本金の全額を政府が出資している金融機関です。

相談・申し込み

申し込みをする前に電話か支店窓口で借入の相談をすることがおすすめです。必要書類から融資の流れまで丁寧に教えていただくことが出来ます。支店窓口で相談をする際は申告決算書(直近2期分)を持っていくとより具体的な話を聞くことが出来ます。

借入申込書を窓口でもらうか、日本政策金融公庫公式HPからダウンロードし、必要書類と共に提出します。

申し込みに必要な書類

  • 借入申込書
  • 最近2期分の申告決算書(申告している場合)
  • 企業概要書
面談

申し込みが完了すると、資金の使い道や事業の状況・計画についての面談があります。面談の時間は1時間から2時間程度です。事前準備をしっかりとして臨みましょう。

面談の際は、営業状況や資産・負債などがわかる書類が必要となります。
必要な書類はいくつかありますが、「お持ちいただく資料」という書類が公庫から届くので不備がないよう、面談までに必ず確認をしてください。


融資

審査が通り次第、「借入証書」など、契約に必要な書類が送られてくるので書類に必要事項を記入し、返信用封筒で公庫に郵送します。

書類が公庫に到着後、3営業日後に融資金が指定した口座に入ります。もし契約書類に不備があった場合再提出となるため、不備がないよう何度もチェックしましょう。


返済

返済は基本的に月賦払いです。返済方式は元金均等返済、元利均等返済、ステップ返済などいくつかあるので、相談しながら決めることが出来ます。


公的な機関は消費者金融のビジネスローンと比べると用意する書類も多く、審査も厳しいです。そのため、公務員等の信用が高い人や公的な機関で借入してきっちり返済したことがある人を保証人にすることで審査も通りやすく、審査~融資までの時間も短くなりますので保証人選びは非常に重要になります。

融資までに通常3週間~1ケ月程度かかりますが、消費者金融のビジネスローンとは違い1%~2%といった低金利で借入することが最大のメリットです。審査に通るようであれば申し込みすることをおすすめします。

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